教えてコンピューターのこと

 今や日常のわれわれの業務に、コンピューターは欠かせないツールとなりました。多くの事務所では、それぞれ専門家に相談しながら、OA化を進めているようですが、中には、何となく見よう見まねでやっていると言う方もお見えではないでしょうか。
 そこで、普段の日常業務で出てくるコンピュータに関する疑問を、コンピューターの苦手な広報渉外委員から募集し、本会のホームページを担当している吉田委員を中心に回答を作成いたしました。今回は、あくまでも一般的な内容とし、回答も一般論としましたが、必ずしもベストアンサーになっているとは限りません。もし、よりよい回答をご存知な方は、是非とも広報渉外委員会にお教えください。
 また、コンピュータに関する特集は「建築あいち」誌上でもシリーズで続けていきたいと思っております。
 コンピュータに関する疑問・質問をお持ちの方(愛知県建築士事務所協会の会員に限らせて頂きます)も、ご連絡ください。連絡先は広報渉外委員会のメーリングリスト kouhou-ml@aichi-jimkyo.or.jp です。
 委員会で掲載の可否と内容を検討し、回答はこのページにアップします。

  1. パソコン本体に関すること
  2. ファイル全般の扱いについて
  3. 図面データについて
  4. PDFファイルについて
  5. インターネット接続とウィルス対策について
  6. インターネット検索について
  7. メールに関すること
  8. ホームページの開設方法など

●パソコン本体に関すること

[Q1-1] パソコンを買い替えようと思いますが、どんなパソコンを選べば良いのかよく分かりません。CPUのグレードやメモリの容量、ノートパソコンとデスクトップ、国産と海外製、Windowsのホームエディションとプロの違い、必要なソフトについて教えてください。

[A] ・ノートパソコンはコンパクトで持ち運びに便利ですがその分割高ですし、周辺機器を増やしたい場合の拡張性にも制限があります。デスクトップであれば、本体だけ、あるいはモニターだけ買い替えることも可能ですので、オフィス内だけの仕様であれば後者を選ぶ方がよいと思います。また、3DのCADソフトや構造計算で使う場合は、CPU(中央処理装置)の処理速度やメモリーの容量で作業性が違ってきますので、最初から拡張メモリーを入れるなどして推奨スペック以上の環境にすべきです。CPU(インテルはマイクロプロセッサーと呼んでいます)の処理速度は年々上がっていますので、どの世代のものであるかによってその性能が分かります。インテルのシリーズであれば、処理速度が速い(新しい)ものから Core i(数字が大きい方が高速)、Core 2、Pentium D、Pentium 4 の順となります。
・主なCADソフト構造計算ソフト必要スペック
参考サイト:マイクロプロセッサーの歴史(インテル)CPU比較ガイド
・国内メーカーのパソコンもほとんどは海外生産ですので、内容的には大きな差はありませんが、使用している部品の信頼性次第で故障の可能性は変わってきます。また、サポート体制の良し悪しも大事です。実際に使っている人の意見やネット上での口コミが参考になります。
参考サイト:パソコンメーカーランキング(クチコミランキング!)
・Windowsホームエディションはプロと比較すると、ユーザ管理機能・ファイル共有機能が簡易的です。社内LANなどでネットワークを活用して数多くのユーザーがファイルやプリンタ等を共有する場合は、プロを選ぶ方が無難でしょう。
・国産メーカーの場合、バンドルソフトといわれるアプリケーションソフトがたくさん入っているものがありますが、実際には、ワープロ、表計算といったオフィス系以外のソフトはほとんどは使われないことが多いようです。バンドルされたソフトが使いやすいものであるかどうかは分からないので、必要になったときに最新版を自分で選んで買うほうが実際的です。

■委員会より

バンドルソフトとは、パソコン購入時に最初から入っている付属ソフトのことです。

[Q1-2] インターネットに接続されているパソコンを使っていると「更新の準備ができました」とメッセージが表示されます。どのように対応すればよいでしょうか?

[A] それは Windows Update の自動更新機能によるメッセージです。ほとんどは情報セキュリティ上の弱点・欠陥を修正するものですので、必ずダウンロードして更新してください。
参考サイト:「更新の準備ができました」とメッセージが表示される(HITACHI 図解!基本操作Q&A)
       ソフトウェアのアップデートの必要性(インターネットみんなの安心安全ガイド)

[Q1-3] パソコンに電源を入れたときや、ワード・エクセルなどのソフトの起動が、以前よりも時間がかかるようになりました。買ったときのように速くなりませんか?

[A] Windowsパソコンの動作が遅くなる主な原因として、ハードディスクに不要なファイルや、Windowsなどの基本情報を記憶する「レジストリ」に不要な情報が溜まっていることがあげられます。このような状態を放置しておくと故障の原因にもなりますので、CCleaner(無料)などのソフトを使って削除してください。また不連続化したディスク内でのファイルを再配置する「デフラグ」も有効です。下記サイトなどを参考にして定期的にクリーンアップを実行してください。
参考サイト:パソコン高速化.netWindowsの高速化(AllAbout)

■委員会より

デフラグは本棚の整理に似ています。コンピュータは作成したデータを本箱の空いているところを見つけた順に入れていくため、同じファイルでもいくつにも分解してばらばらの位置に格納していきます。
乱雑にバラバラになっていた本を、探しやすく使いやすいように最配置すると作業の効率化につながるのと同じように、パソコン内のファイルも細切れで保存されている状態をデフラグで解消する事により、ファイルの読み書き速度やパソコンの処理速度を上げる効果があります。
2ヶ月に1度を目安に行いましょう
【デフラグの手順】
1.画面左下のスタートボタンをクリック
2.「コンピュータ」(Windows XP では「マイコンピュータ」)をクリック
3.ハードディスクドライブの 「OS(C:)」(Windows XP では「ローカルディスク」)で右クリックし、「プロパティ」をクリック
4.「ツール」タブをクリック
5.右の画像の「最適化する」をクリックするとデフラグの画面になります。

[Q1-4] パソコンの動作音が以前より大きくなり、故障が心配です。どうしたら良いでしょうか?

[A] パソコンには頭脳にあたるCPUを冷却するためにファンが内蔵されていて、ホコリがたまると回転数が上がり音が大きくなります。ホコリも故障の原因となりますので、パソコン本体のケースを開け、パソコンショップなどで売っているエアダスターで掃除してください。また、薄型でファンが側面についている場合は、ファンが水平に回るよう、ファンの上に物を置かないように上向きに寝かせると音が収まることがあります。

[Q1-5] 処理に時間がかかる計算途中で、画面が変わらなくなりました。計算が続行中なのか、フリーズして止まっているのかわかりません。外枠にマウスを持って行くと「プログラムは応答しません」と表示されます。プログラムを強制終了させるにはどうしたらいいですか?

[A] ハードディスクのアクセスランプが点滅しているようなら、まだ処理中だと思われますが、消えていたり点灯したままの状態が続くようであれば、プログラムを強制終了させるのが良いでしょう。
キーボードのCtrl Alt Delete の3つのキーを同時に押すと、タスクマネージャーを起動することができます。
まず「パフォーマンス」のタブをクリックして CPU使用率の数字が小刻みに変っているかどうかを確認してください。変化している場合はハードディスクにアクセスせずに内部処理を続行していると思われますので、もう少し待ちましょう。変化がないようであれば、フリーズしていると考えられます。次に「アプリケーション」のタブをクリックすると、実行中のソフトの一覧が表示されますので、問題のアプリケーション(プログラム)を選んで
タスクの終了(E)をクリックすれば強制終了できます。

●ファイル全般の扱いについて

[Q2-1] ハードディスクが破損することがあるので、バックアップをとっておく必要があると聞きましたが、確実かつ効率的に行うにはどうしたらいいですか?

[A] ファイルのバックアップ方法についてはマイクロソフトのサイトで紹介されています。また、バックアップを効率化するフリー(無料)ソフトも数多く出ています。バックアップ先は1万円前後と入手しやすくなった、USB外付けハードディスクがお勧めです(USBメモリーは紛失やデータが失われる危険性が高いのでバックアップには向きません)。
バックアップはパソコン作業終了後に毎日行うのが理想です。下記で紹介されているフリーソフトの自動バックアップ機能等を使うと良いでしょう。
参考サイト:ファイルのバックアップ方法ファイルをバックアップする(ビデオは英語)(マイクロソフト)
       無料ファイル同期・バックアップソフトフリーソフト100
       外付け ハードディスク 人気ランキング価格.com

[Q2-2] コンピュータの中に有るのは確かなのですが、どのフォルダに保存したかが分からずに、探すのに苦労しています。ファイルを探す良い方法や、後からファイルを見つけやすくする良い工夫などがあれば教えてください。

[A] Windows 7、Vista の場合、スタートボタンをクリックするとボタンのすぐ上に検索窓がありますので、ここにキーワードを入れて検索できますが、使い勝手はあまり良くありません。Windows XP にもファイル検索はありますが、速度が遅く使い物になりません。
かつて人気が高かった「Googleデスクトップ」は2011年9月にサービス終了となってしまいましたが、非常に高速なファイル検索のフリーソフト「Everything」がシンプルで分かりやすくお薦めです。下記サイトにダウンロードとインストール方法が丁寧に説明されています。
参考サイト:Googleデスクトップより1000倍高速!
       フリーで便利なファイル検索ツール、Everything(ぼくんちのTV別館)
このファイル検索を有効利用するためにも、フォルダの活用とファイル名の工夫が必要です。後でキーワードになるような名前や日付を入れるようにしましょう。重要なファイル名の頭に★や◆などをつけて分類するのもよいでしょう。多少面倒ですがエクセルなどの表計算ソフトを使って、フォルダ毎にシートを分けてファイルのインデックス(一覧表)を作っておけば万全です。
参考サイト:3つの観点でファイルを整理する管理法(Biz.ID)

[Q2-3] 複数のフォルダに、同じファイルが記録されています。効率よく整理する方法があれば、教えてください。

[A] 重複画像・類似ファイルを検索して削除するフリーソフトがあります。
参考サイト:無料重複画像・類似ファイル削除ソフトフリーソフト100

●図面データについて

[Q3-1] 図面・構造計算書を保存するのに紙ベースでなく、電子化したいと思いますが、どのような方法が考えられますか。また、コストや問題点も教えてください。

[A] 文書などをデジタル化するスキャニングサービス業者はタブレットPCの普及などもあり一般化しましたが、大判図面用のスキャナーを持っているところは多くないようです。ホームページ上で見積が取れる業者もありますので「図面 電子化 価格」のようなキーワードで検索してみてください。
CADデータなどのように最初からデジタルデータであるものと比較すると、スキャナーで読み取ったデータをそのままPDFファイル等にしたものは、データ容量がかなり大きくなります。セキュリティー面も考えて、ネットワークから切り離した大容量の外付けハードディスクを用意する必要があるでしょう。またデータを長期間保存しますので、[Q2-2]の項に書いたようなインデックスも作っておくべきでしょう。
紙で残された構造計算書をスキャンした場合、OCRでテキストデータ化することも考えられますが、今後さらにOCRの精度が上がったり、コストが下がることも考えられますので、そのまま保存するのが合理的です。
CADデータを長期保存する場合は、利用者が異なるCADソフトを使うことも想定して、DXFファイルSXFファイルなどの標準ファイル形式にコンバートしたものも残す必要があります。

[Q3-2] 発注者から、書類をドキュワークスで提出して欲しいと言われました。
ドキュワークスの入手方法、その使い勝手(メリット・デメリット)を教えてください。

[A] DocuWorks は富士ゼロックスが開発した紙文書とパソコンのデータをまとめて管理するソフトウエアで、現在のバージョンは7.3です。
DocuWorks の体験版閲覧用富士ゼロックスのサイトから無料でダウンロード・利用でき、1クリックでPDF変換できたり、PDFと比較して、ページの編集並べ替えなどが簡単、ページ打ち、目次の制作が簡単、シートへの文字の書き込みが、比較的自由であることなどがその特長です。
1ライセンス版の標準価格は15,200円(税別)ですが、ダウンロードでの購入は出来ず、オンラインショップなどでパッケージを購入する必要があります。また、Macの場合は閲覧用しか用意されていません。
参考サイト:DocuWorksの総合情報サイト DocuWorks World

●PDFファイルについて

[Q4-1] ワード、エクセルなどのファイルとPDFファイルの違いを教えて下さい。

[A] PDFは Adobe Systems社によって開発された、電子文書のためのフォーマットで、無償配布されている Adobe Reader などの閲覧ソフトで見ることができます。ワード、エクセルなどで作成されたファイルは、そのソフトそのものか互換性のあるソフトがなければ閲覧・編集できませんが、PDFであれば誰でも閲覧可能なため、文書を電子的に配布する際に広く用いられています。また、いったんPDF化された文書は編集加工が難しくなるため、領収書や見積書などのデータを送る際などにもよく用いられます。
参考サイト:PDF【Portable Document Format】IT用語辞典 e-Words

[Q4-2] PDFファイルを作成するのに、アクロバットの旧バージョンを使っていますが、買い換えたパソコンのウィンドウズ7ではうまく使えないようです。廉価なソフトで同等な機能を持つものがあると聞きましたが、どのようなものでしょうか。また、性能はどうでしょうか。

[A] PDFファイルを作成する無料ソフトは多数あり、下記サイトにそれぞれの評価・レビューも出ています(正しく変換されなかったり、表示が乱れることもあるようです)。有料ソフトも約1,000円ぐらいから各種ありますが、ソフトとの相性で正常にPDFファイルを作成できないケースもありますので、体験版で試してから購入することをお勧めします。
参考サイト:無料PDF作成・変換ソフトフリーソフト100
       PDF ソフトの検索結果価格.com

[Q4-3] 提出書類などの書式がネット上によく公開されていますが、印刷ぜずにPDF書類に直接書き込むことはできませんか?また、ワードとエクセルなど、違うソフトで作ったPDFファイルを一つのファイルにまとめることは出来ませんか?

[A] PDFファイルの編集ソフトも無料、有料のものが何種類かあります。暗号化されたPDFには対応していませんが、ファイルの結合を手軽に行える専用の、pdfpdfpdf.com というソフトもあります。
参考サイト:無料PDF加工・編集ソフトフリーソフト100
       PDF 編集の検索結果価格.com

●インターネット接続とウィルス対策について

[Q5-1] インターネットは、ADSL回線で繋がっています。最近、しきりに光にするように勧誘電話があります。光にする必要はありますか。毎月の費用は高額になりませんか。

[A] インターネットをADSLから光回線にすると接続速度は確実に上がります。毎月の料金はプロバイダー料金を含めて7,000円程度になりますが、電話とFAXも「ひかり電話」に変更すると基本料金が500円程度になりますので、その差額を考えると大きな負担増にはなりません。また、ひかり電話は通話料が全国一律(市内料金と同じ)ですので、長距離電話をよく使われる場合には、逆に割安になることもありえます。

[Q5-2] 事務所で4台のパソコンがインターネットに繋がっています。ウィルスソフトの維持費が結構かかります。何かコストダウンする方法はありませんか。

[A] ノートン、ウイルスバスター、マカフィーなどより安価でウイルス検索精度が高く、乗り換え優待価格で提供されている後発ソフト、カスペルスキー アンチウイルスがお勧めです。1年3台版が2,000円以下で、Macやスマートフォン(Android)にも対応していて、性能的にも高い評価を受けています。
参考サイト:ウイルス対策ソフトを見直し、乗り換える(ASCII.jp)
       カスペルスキー アンチウイルス 2012 乗り換え優待版 1年3台版 価格比較価格.com

[Q5-3] 最近TVのCMで耳にする「クラウド」「ワイファイ」とは何ですか。
どのような利点が有り、どのようにしたら使えるのですか。

[A] ・クラウド(コンピューティング)とは「データを自分のパソコンや携帯電話ではなく、インターネット上に保存する使い方、サービスのこと」です(はてなキーワードより)。WordやExcelのデータをオンラインで管理、編集、共有できる Google Docsや、オンラインメモ帳 Evernote が代表的なサービスで、どちらもユーザー登録をすれば無料で利用できます。
・ごく簡単な言い方をすれば Wi-Fi(ワイファイ)は「無線LANで インターネットに接続すること」です。パソコンだけでなく、スマートフォンや3G(第3世代)携帯もWi-Fiに接続可能で、事務所や自宅の無線LANでもインターネットに接続できます(ほとんどの場合、セキュリティー設定してあると思いますので、最初は無線ルーターのパスワードを入れる必要があります)。携帯電話会社(ドコモソフトバンク)以外で屋外の Wi-Fi のサービスを提供しているのが、UQ WiMAXイー・モバイルで、専用のモバイルWi-Fiルーターを買い(無料の機種もあります)、携帯電話と同じような契約をすることで利用できます。
・クラウドと Wi-Fi を同時に使うことで、出先でのデータの確認や編集ができ、他のユーザーと共有も可能になります。
参考サイト:クラウドはてなキーワード)、モバイルデータ通信価格.com

[Q6-1] 調べものをするときに、Yahoo!、Google 等で検索するのですが、なかなか良い情報にたどり着きません。なにか検索のコツがあれば教えて下さい。

[A] 複数のキーワードをスペースで区切って入れるAND検索はご存知かと思いますが、キーワードを単語に分解させないフレーズ検索(キーワードの両端を「"」(ダブルクォート)で囲みます。例 "インターネット検索"、そのままだと、「インターネット」「検索」に分解されます)や、キーワードの前にマイナスをつけるNOT検索、知らない用語の意味を調べる場合に言葉に「とは」をつけて検索することなどを知っていると検索の精度があがります。
参考サイト:情報検索のコツ 7つのポイントをマスター(AllAbout)

[Q6-2] パソコンでエラーが発生したときにも、インターネット検索で調べると良いと聞きました。どのように調べれば良いですか?

[A] エラーメッセージが表示されたときには、そのウインドウをすぐに消さず、そこに書かれている文章、エラー番号をメモしましょう。手書きではなくアクセサリーに入っているメモ帳というプログラムを使えば、そのままコピーする(ドラッグして右クリックで「コピー」)ことができますので、Google(Yahoo!よりもこうした調べものに向いているようです)の検索窓に貼り付けて(右クリックして「貼り付け」)文章やエラー番号をキーワードにして検索すると、多くの場合、その対処方法が書かれた質問サイトの項目などがヒットします。

●メールに関すること

[Q7-1] 外出先でもメールをチェックしたいと思いますが、何か良い方法はありませんか?

[A] インターネットエクスプローラなどのブラウザからメールをチェックできるウエブメールという無料サービスがあります。最も機能が優れ、メールの容量(約7GB)も十分な Google の Gmail が代表的なものです。Gmail などのウエブサイト(ホームページ)でユーザー名、パスワードでログインすればメールを送受信できるので、ネットカフェ等でチェックでき、携帯からの利用にも対応しています。
普段利用しているメールアドレスをチェックするには、メール転送を行う必要があります。ウエブメールのアドレスを取得したら、プロバイダー等のサイトから自分宛のメールをそちらへ転送するように設定してください。転送元のメールを保存するかどうかが選択できますので、「保存する」にしておけば、メールソフトを使う従来の方法でもメールチェックが可能です。

[Q7-2] 迷惑メールが大量に届くようになり、必要なメールを見落としたり、見つけるのに時間がかかるようになりました。良い解決策はありませんか?

[A] 上記と同様にウエブメールを利用すると迷惑メール対策にもなります。特に Gmail の迷惑メールフィルターは非常に優れており、不要メールを削除する手間から開放してくれます(必要なメールを迷惑メールフォルダに入れてしまうこともほとんどありません)。また、メール検索も強力で、メールアドレスやキーワードで検索して、すぐに探すことができます。
ただ、Gmail はやりとりしたメールの内容から広告を表示しますので、プライバシー面で問題があると考える方も少なくありません。それを容認して利用することで得られるメリットは大きいので、私自身も毎日使っています。
参考サイト:無料ウェブメールの最強はやっぱり「Gmail」なのか?(ASCII.jp)
       Gmail(Gメール)の使い方まとめ(G Mania)

[Q7-3] メールに大容量のファイルを添付したら、すぐに英語で書かれたメールが返ってきました。どうやらエラーで送信出来なかったようですが、どうしたら相手にファイルを送れますか?

[A] おそらく英文の内容は相手のメールサーバーが容量制限をかけていて、メールのファイルサイズが大きすぎるというものだと思われます。大容量のメールを添付すると相手が受信した時にいきなりファイルのダウンロードが始まり、作業を中断せざるを得なくなるなどの迷惑をかけることになりかねません。
大容量ファイルを送る時には「ファイル転送サービス」を利用するのが良いでしょう。下記ページに代表的なサービスが紹介してありますが、容量が大きく預かり期間も7日と長い、firestorage の評価が高く、「はじめての方へ」のページでは使い方も分かりやすく説明されています。
参考サイト:機能に差が有り! 使えるファイル転送サービスはコレ(ASCII.jp)

[Q7-4] 送信したメールが迷惑メールフォルダに入れられてしまい、すぐに読んでもらえませんでした。迷惑メールにされる原因はなんでしょうか?

[A] 下記ページに「Word、Excelなどの書類を添付したメール」等の原因が挙げられています。これ以外にも、メールの件名(タイトル)が空だったり、英文である場合も原因となりますので、相手が内容を把握しやすい件名にすることを心がけてください。
参考サイト:迷惑メールにならない方法とは(日本パソコンインストラクター養成協会)

●ホームページの開設方法など

[Q8-1] 自社のホームページを作りたいと考えていますが、どのようにしたら、作ることは可能ですか。また、費用はどのくらいかかりますか?ホームページの維持が必要と聞きますが、どのようなことをしなければならないのですか?

[A] ホームページビルダー等の作成ソフトを使えば、ワープロで文書を作るのに近い感覚で作れます。設計事務所の方はデザインが得意な方が多いので、内部で作ればソフトの代金と作成時間がその費用となります。
プロバイダーのサービスとしてホームページ領域が用意されており、ホームページのデータをアップする(作成ソフトにプロバイダーから提供されるFTPのサーバー名、ユーザー名、パスワードを設定して、ファイルを送信します)ことで公開できます。
ホームページは作りっぱなしにせず、まめに編集・更新することが重要です。[Q8-3]に出てくるブログ等を利用するのも良い方法です。
ホームページの自作はそれほど難しくありませんが、お客様に見ていただけるものにできるかどうかは別問題です。もちろん自分の事務所の特徴をどうアピールするかのコンセプトを明確にする必要があります。そして多くの場合、開設者が見せたい情報と訪問者が知りたい情報の間にはギャップがあります。本格的に取り組むのであれば、立ち上げ時の最初の作り込みだけでも、「見せ方」を知るプロに任せることを考えるべきだと思います。([Q8-4] を参照して下さい)
参考サイト:ホームページビルダー・グレート初心者講座

[Q8-2] ホームページを作った時には独自ドメインを取得したほうが良いと聞きました。独自ドメインとはどういったものですか?また、どうすれば取ることが出来ますか?

[A] ドメイン名は、インターネット上のホスト(コンピュータ)の名前を表す文字列で、ホームページアドレス(URL)やメールアドレスに使われます。日本語ドメインもありますが一般的とは言えず、多くは英数字とハイフン(-)で表されるドメイン名が使われています(日本語ドメインも実際は英数字とハイフン(-)の文字列に置き換えられます。なお、アルファベットの大文字・小文字は区別されません)。
愛知県建築士事務所協会のドメイン名は、aichi-jimkyo.or.jp で、or は会社以外の法人という属性(会社の場合はco)を、jp は日本(地域)を表しています。国際的に使われる属性型ドメインでは、商業用のドットコム(.com)が良く知られていますが、.biz .info なども使えるようになりました。また国内では属性のない .jpだけのドメインも広く使われています。
プロバイダーのサーバーに置いたホームページのURLは、プロバイダーのドメイン名の後にユーザー名が続く形で長くなり覚えにくいので、ホームページ開設者が独自ドメインを取得することが多くなりました。
独自ドメインにすることで、URLが短くなり覚えやすくなるだけでなく、訪問者に与える印象もかなり変わります。現在では本格的な商用のホームページには、信頼度という意味からも独自ドメインが必須となっています。
独自ドメインはレジストラと言われるドメイン名の登録を行う業者のホームページで取得できます。料金はレジストラ、ドメインの種類によって違いますが、.com .biz などは約1,000円、.jp で約3,000円程度です。また、ホームページ作成を外注する場合は、作成業者がドメイン取得を代行することが多いと思われます。
取得したドメインをURL・メールアドレスに使用するにはプロバイダーやレンタルサーバー業者との契約が必要です。
参考サイト:レンタルサーバIT用語辞典 e-Words)、レンタルサーバー比較ドメイン比較

[Q8-3] ブログ、ツイッター、フェイスブックなどで情報発信すると良いという話を聞きますが、それぞれの違いと有効な利用方法などについて教えてください。

[A] いずれもインターネットで情報発信するツールとして広く使われており、自社ホームページへのアクセスを増やす手段として有効的です。
ブログは、Weblog が短縮されたという名称からも分かるように、様々な事柄をlog(記録)することに使われる定型的なホームページ(Webサイト)のことです。当初はWeb上の日記という捉え方をされていましたが、日記に限らず写真をアップして公開したり、様々なノウハウが記録されていたり等、通常のホームページよりも更新作業が簡単であることを生かした情報発信を多くの人が行なっています。
インターネット上に公開されるブログと異なり、特定の人向けに情報発信するのが、ツイッター(Twitter)フェイスブック(Facebook)ミクシィ(MIXI)等のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)です。ブログは色々な会社が無料・有料のサービスを提供していますが、ツイッター・フェイスブック・ミクシィは固有のサービス名です。
ツイッターは140字以内という短文(ツイート、つぶやき)をフォロワー(フォローしてくれた人たち。誰かのツイートを見るようにすることを「フォローする」といいます)に向けて発信します。フォローは相互である必要はなく、有名人のツイッターになると万単位のフォロワーがいます。
ブログはいわば誰でも閲覧できる本棚に並べられたファイルで、ストックされた有益な情報は検索されて見られています。ツイッターは膨大なツイートが常時流れていますので、TVやラジオのように情報が得られるかどうかは偶然頼りです。
2004年に会員からの招待がないと参加できない完全招待制でサービスが始まり、会員数が日本最大のSNS、ミクシィを急追しているのがフェイスブックです。フェイスブックでは実名や顔写真・住所・職業などの個人情報の登録が強く推奨されていて、相互が承認した「友達」だけが情報を閲覧できるようになっています。発信されているのは、ちょっとした文章や写真などですが、URLを入れると自動的にリンクされる機能があって、気になったニュースや自分のブログを更新したことを知らせることによく使われています。
個人あてにメッセージを送ったり、イベント招待といった機能もあり、メールよりもフェイスブックでコミュニケーションする人も多くなってきました。相手の顔が分かっているので、見てもらえる可能性が高いのがフェイスブックの特長です。ネット上で行われている大規模な井戸端会議といったところでしょうか。ツイッター同様に情報のストックには向きません。
多くのブログサービスには、記事を書くとツイッターやフェイスブックに自動投稿される連動機能があり、これを使うなどしてブログやホームページに誘導することができます。
参考サイト:無料ブログ作成 サービス比較Twitterをはじめよう
       初心者のための、Facebook活用ガイド

[Q8-4] ホームページ制作を発注しようと考えていますが、詳しい知識がないため、業者をどのように選べば良いのか分かりません。

[A] ホームページ制作業者は数多く存在しますので、打合せを密にできるように、まず近くの業者を優先し「ホームページ制作 ◯◯市」(◯◯は事務所の所在地)のようなキーワードでそのホームページを検索してみましょう。
その業者自身のホームページが見やすいこと、探している情報がみつかりやすいページであることが、まず第一の条件となります。次に制作例が出ていれば、そちらでも同様のチェックをします。基本的な制作姿勢も述べられていると思います。「訪問者から見たわかりやすさを優先する」、上で述べた「ブログやフェイスブックの活用」と言った内容であれば合格です。
制作例をチェックする時にトップページに動画(フラッシュムービー)が使われているかどうかも見ておきましょう。一時は流行ったフラッシュムービーですが、ほとんどの訪問者にとって邪魔者でしかないので、今は減ってきています(制作側にとっては費用がかさむので、お客様の希望があれば入れたいのが本音です)。
デザインはシンプルで見やすいものが主流になっています。レイアウトや色の使い方のセンスをチェックしておきましょう。価格表は載っていないケースが多いと思いますので「ホームページ制作 料金」で検索して、おおよその相場を頭に入れておいてください。
実際に営業担当に会うとSEO対策(検索エンジン最適化のこと、検索で上位に出るようにしてホームページへのアクセスを増やす方策)の話が出てくるかもしれませんが、物品販売を行わない場合には不要だと思います。
参考サイト:Web制作料金の見積もり、相場はいくら?(AllAbout)a

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